2022.3.16.記
1959年卒 前田親良
既に、このHPでお知らせしたように、『ミュオグラフィアート展』は、2019年8月にも開催され、今回は、加藤様の2回目の出展で、私(前田親良)は、この(2022年)3月16日に鑑賞してきました。
会場で、加藤様に迎えられ、作品についての説明を聴き、会場全体も案内して頂きました。
ミュオグラフィとは、宇宙から降ってくる素粒子ミュオンを使って巨大な物質の中をX線のように透視する技術で、その仕組みをアートの世界でわかりやすくしたものがミュオグラフィアート展です。前回は、この展示会を主催された元関西大学の角谷賢二先生に案内して頂き、今回も会場でお会い出来ました。
加藤様の今回の作品は、「天空の雲水」と名付けられた、重厚な深みのある「抹茶碗」で、解説に、『「ミュオン」はまるで天空の「雲水」といえる。銀河の彼方からやって来て「こんにちは」・「さようなら」とすぐに立ち去ってしまう。「これもご縁です。どうぞお茶でも呑んで下さい。それから出発したらいかが」「喫茶去(きっさこ)」の庵主より。』と記されています。 面白いのは、「ミュオン」が通過することを表現するために、「小さな穴」(写真の矢印)が空けてあり、加藤様らしい茶目っ気が印象的でした。
アート展の鑑賞後、大阪工業大学の梅田キャンパス「OIT梅田タワー」の21階「菜の花食堂」で、昼食を一緒にしながら、昔話に熱が入り、同級生の蔵敷会長とも、電話でお話をされ、旧交を温めて頂き、今年5月28日の下呂温泉開催の「竜の子・Mの会」総会には、是非参加するとのことで、別れました。
以上







