1988 年卒 長岡 亨 様の近況

投稿者: | 2024年8月24日

1988 年卒 長岡 亨 様の近況が、下記のホームページに掲載されていますので、お知らせします。

(文責:前田親良 2024.8.21.記 )

関西医科大学広報
https://www.kmu.ac.jp/info/publicity/publication/pdv9br0000000bl3-att/laaes7000000n9ur.pdf
(下記は上記URL(PDF)から一部抜粋)

(学報誌寄稿より一部抜粋)
「ディジタルトランスフォーメーション:DX」は、2018年に経産省が発信したレポートを発端に広く意識されるようになりました。
2020年以降、ニューノーマルと言われる新たな日常を模索して3年足らずの間に、DXは急速に身近なキーワードとして浸透してきた印象です。
間もなく我が国は「2025年の崖」と称する大きな社会変革期を迎えます。
情報通信技術(以下、ICT)の世代転換に起因して、既存システムの継続的安定運用が危ぶまれるという企業法人の経営危機に対する警鐘です。
この社会規模の課題に対応する戦術として、「データとディジタル技術の活用」すなわちDXが重要なカギになると期待されています。
DXは、あらゆる産業界において不退転の決意で取り組むべき緊急性の高い命題であると言えそうです。
こうした社会の潮流を読み解きながら、この機を最大のチャンスと捉え、更なる骨太事業の発展につなぐための戦略としてDX推進に挑むべきです。
医療(介護)、教育研究、法人業務等の各事業領域の特性を捉えたDXを図ることで、着実な事業成長による経営改革を実践できるわけです。

(中略)

先行するDX事例の失敗原因は、「使えるデータの不備(データ構造上の不味さ)」と「データを安全に共有し流通させるICT環境の整備遅れ」です。
つまり、情報資産を効果的に活かすテクノロジーが成されていないということです。
情報資産のディジタル化技術とセキュアなデータ流通技術の2つのICTを同時に確立することがDX成功に不可欠であると捉えます。
その上で、保有する膨大なディジタル情報資産に対して先進的情報処理技術を融合し潜在する事業の種を芽吹かせる「攻めのDX」が、新たな事業の創造を叶える礎となります。

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以上
長岡 亨@関西医科大学